墓地にとりましては最も重要となっている永続性が保証ブログ:200828
去年の初め頃、
「とにかく今から行くから」とママからメール。
結婚してからあまり顔を見せていなかったけど、
何かママの様子がいつもと違う…
その少し前にも
あたくしが勤務する旅行会社の窓口に突然父が現れ
「たまには帰ってこい」
そう言って帰って行った。
だけど、あたくしは「ま、いっか」と
そんなに気に留めずにいた…
メールを受け取ってから30分後、
お寿司とケーキを持って
ママがやってきた。
他愛ない会話をし、いつも通りの明るいお茶目なママ。
そんなママと話をしているうちに、
急いであたくしに会いに来た理由を聞くのも忘れて
あたくしは畳の上にごろんと寝転がってくつろいだ。
…と、その時ママが
「実は言っておかなアカン事があるの」
と切り出した。
怖くて聞きたくないけど、聞きたい。
あたくしは語気を荒げてママを急かした。
「何?どうしたん?何よ?」
「実はね、お母さん癌になってしまってん。
でもちゃんと治療するし、大丈夫やから心配せんといてね」
あたくしは、一瞬理解が出来なかった。
しばらくして
「お母さん、死なんといて」と
あたくしは泣きじゃくってしまった。
「大丈夫!大丈夫!」とママは笑う。
ショックなはずなのにいつもと変わらず笑っている。
「驚かせてごめんね」と言いながら…
あれから一年…
ママは辛い抗がん剤治療と手術を乗り越え、
今2ヶ月になるあたくしの息子を抱いている。
元気になってくれてありがとう!
おばあちゃんになってくれてありがとう!
あたくしもママになり、
あの時泣きじゃくったあたくしの前で大丈夫と笑った、
強いママの気持ちが今は少しわかる気がする。
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