ある程度の相場価格のある霊園の永代使用料ブログ:171122
おれ達夫婦のケンカは、かなり強烈です。
お互いに、
この時とばかりにお互いに溜まったものを吐き出すので、
何ヶ月も前の話を出してきたりして非常に過激です!!
とは言っても、
お互いに家から出て行くことはなかったんですね。
ところが…
昨日、おれの家内はついに失踪しました。
どちらかが、家を出て行くのは初めてのパターンでした。
もう一度、あの時のことを検証していくと…
雨の日が続き、気分的にもうっとうしい日が続いた。
家内の体調がかんばしくなく、イライラしていた。
おれも仕事が多忙で、イライラしていた。
イライラする分、細かくくちやかましくなっていた。
…などなど、とにかく、
お互いにイライラを募らせた毎日が続いてたんですね。
そんなある日、
おれが仕事から帰ってみると、家内の姿はありませんでした。
ただ、真っ暗な部屋がボクを待ちかまえていました。
そして、
まるでおれの帰りをどこかで見てたかのように、
一通のメールが届きました。
「出て行けと言われたので、出て行きます…」
その後、
一人でごはんを作り、一人でごはんを食べて、
一人で後片付けをして、一人でテレビを見て、一人で洗濯物をして、
一人でお風呂掃除をしました。
カレーライスを作ってみました。
自分で言うのもなんですが、おいしいカレーライスができました。
でも、「おいしい!」と発した言葉が、
テレビの声にかき消されていきます。
テレビを見ていても、
おれの笑い声だけが虚しく消えていきました。
一緒に分かち合ってもらない孤独感は、本当に寂しいものでした。
家内は二日後に帰ってきてくれましたが、
あのままだったら、
おれはおかしくなっていたでしょう…